戸隠・鬼無里


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戸隠神社

戸隠神社は農耕の神、水の神として昔から信仰されています。年のはじめに農作物の豊凶をうらない、また水不足の折りには水乞いの祈祷もします。農民の講組織も特徴のあるもので、毎年春秋には全国から講仲間がおおぜい戸隠を訪れ、神楽を献奏するのを見かけます。現在は、信州でも有数の観光地として栄えていますが、戸隠はいつまでも信仰の地として生きているのです。

宝光社

●御祭神 天表春命 (あめのうわはるのみこと)
 御本社に第六十二代村上天皇の天暦三年(九四九)より相殿として奉祀されていたが、 奥社より一里半の現在地に第七十代後冷泉天皇の康平元年(1058)に分祀奉斎され今日に至る。杉の古木の中を二百段余りの石段を登ると両部神道当時の面影を残した社殿があり、その荘厳さは多くの信者の尊信を集め、中社と共に随時諸願祈祷や御神楽献奏祈願祭を行い、御祭神は中社御祭神の御子神様で、技芸、安産、厄除け、家内安全などの御神徳がある。

中社

●御祭神 天八意思兼命 (あめのやごころおもいかねのみこと)
 御本社に第六十二代村上天皇の天暦三年(九四九)より相殿として奉祀されていたが、御本社と宝光社の中間の現在の地に第七十三代堀河天皇の寛治元年(一〇八七)に分祀奉斎され今日に及ぶ。随時諸願祈祷や御神楽献奏祈願祭を行う。御祭神は天岩戸開を御考案なされた神様で、学業成就、商売繁盛、開運、家内安全などの御神徳がある。境内には樹齢約八百年に及ぶ三本杉があり、戸隠神社の社務所が置かれている。

奥社

●御祭神 天手力雄命 (あめのたちからおのみこと)
●創建 第八代孝元天皇の五年(前210)
 日本神話に名高い天照大神が天の岩窟にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸をお開きになられた天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎し、戸隠神社の御本社として全国に五穀豊穣、開運、心願成就などの御神徳が広宣され、多くの崇敬者が登拝される。

九頭龍社

●御祭神 九頭龍大神 (くずりゅうのおおかみ)
●創建 当神社最古
 鎮座の年月不詳なれど、天手力雄命が奉斎される以前に、地主神として奉斎去され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神として尊信されている。

火之御子神社

●御祭神 天鈿女命 (あめのうずめのみこと)
 配祀 高皇産霊命 (たかみむすびのみこと)
 栲幡千々姫命 (たくはたちちひめのみこと)
 天忍穂耳命 (あめのおしほみみのみこと)
●創建 第八十七代四條天皇の天福元年(1233)
 戸隠山の神様が神仏習合された時代にも神社として終始しており、古来より舞楽芸能の神、開運の神、火防の神として崇敬され、その道に志す者の尊信を集め、社殿は萱葺で往時の姿を偲ばせる

おみくじ

1.おみくじの起源

古代において、大事な物事を決めるときは“神の意志を伺うため”に占いをしていたとされ、これが現在の神籤(みくじ)の起源とされています。現在では、神社・仏閣などで吉凶を占うために籤をひきます。また“神”に関係があるため“御神籤”と書きます。

2.戸隠神社の御神籤

日本神話を題材とした戸隠神社独自のおみくじ。
神職が祝詞(のりと)を唱えたあと、御神籤箱の中からの一本の籤を引き、そこに書かれている番号の御神籤を神様の御教え(みおしえ)としてお渡ししています。

祝詞とは………神職が神様にお願いやお伺いすること
「このような方がお越しになっております。どのような御神籤がよろしいでしょう?」
御教えとは……神様が教えてくれること

お守り

1.御守の起源

元々は御札(おふだ)を家の中で祀り、福を呼び悪いものを取り払っていました。
その御札をコンパクトにして持ち運び、外出先でも神様のご加護をいただけるようにしたものが“御守”です。

2.中社神社限定 御守

黄色と黒の二種類で中社社殿の天井に描かれている龍の絵が織り込まれています。
身につけていることにより神様のお力を分けていただき、運気向上、金運招福のご利益があるとされています。

ご朱印

1.ご朱印の起源

古来、お寺をお参りした際に仏前で読経や、写経(しゃきょう)を納め、その証として納経帳(のうきょうちょう)といわれる帳面にその寺の朱印をもらっていました。
やがて霊場めぐりの流行とともに、参拝した証としてその神社やお寺の朱印をいただくようになりました。
戸隠神社では、奥社、中社、宝光社をめぐって参拝し、ご朱印を押していただきます。

写経を納めるとは……紙にお経を書き写したものをお寺に奉納して仏様の御加護を願うこと

ある日のひとりごと
戸隠マップガイド

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